ご訪問お片付けに伺うと
絵本があちこちに散らばっているのに本棚はすでにぎゅうぎゅう詰め・・・なんて場面が本当に多くて
いっぱい本を読む子はいいなぁ…と
羨ましく思う反面
ママは自分を追い込んでることに気付いてるのかな…と、思ってしまうのです。
なぜなら、本を減らそうとされる方はあまりいないのです。
書物を持っていたいというタイプの方もいると思います。
スペースに余裕があればたくさん持っていてもいいとは思いますが
絵本が溢れていて本棚に入りきらなくて困っている!なんて思っている方に向けて、
今日は本の整理のポイントをお話ししたいと思います。
※本の素敵な収納方法という記事ではありません
我が家の絵本
長男は小さいころ絵本が大好きで、私もたくさん読んであげたくて毎日何度も読み聞かせをしていましたが、
私が仕事復帰したころからは、眠たくて読んでいるとうとうとしてしまうので
寝る前の2冊さえ読んであげることがしんどくなり
2人目がやってきたあたりからめったに読まなくなり、
我が家は絵本の習慣からすっかり離れていきました
いまやもう、マイクラの攻略本しか手に取らない小学生兄弟
「本もたまに読んでよ」と言っても、ね。
こればかりは仕方ない・・
本はたくさんたくさん読んだ方がいい
色々なことに触れてほしい
可能性は無限大
絵本を読んであげない母親なんて、よろしくない。
と思って自己嫌悪した時もありますが、
もう仕方ない。
育児もほどほどに手を抜かないとやってられないのです。
絵本は一日何冊読んでいますか?
本をたくさん読む子になってほしい。
多くの方が思う理想かなと思います。
本を読んだら利口になる。文学的能力がつく。知的好奇心や、想像力、知識、語彙力、と
いいことづくめだと思います。
そこで、できるだけたくさんの本に触れてほしいと想う母の気もちは普通だと思います。
ただ、そのパンパンの本棚を前にすると
「ほんとにこれぜんぶ読めますか???」と思ってしまう、というところです
家事も育児も仕事も一生懸命
私のお客様にはワーキングママさんが多くて、お仕事忙しすぎておうちが散らかっちゃってるのに
絵本を読みきかせる時間なんてあるのかな?と、思うのです。
追い込んでいないか・・・少し心配になるのです。
(余計なお世話ですね笑)
また、必ずといっていいほど、本がたくさんあるお宅には図鑑があります。
揃えでずらーっと…もよくお見受けします。
「お子さん、調べものがお好きなんですね😃」とお伺いすると
「いや、そんなに読まないんですけどね。図鑑だからとりあえず。高かったし、読んでほしいので出しておきたいんです。」と仰ります。
本当に探求好きな子もいるだろうけど
図鑑たるもの
持つべき。
みたいな感覚も、あるのでしょう。
子どもが「読まない」というものは、例えばどこに置いてあげても絶対読まないでしょう。
読まないならば、本棚に並べておくのはスペース的にもったいないです
特に図鑑は大きくて重たいので
もしすっきり暮らしたいのであれば、ここは今一度考えたいところです
本はどうやって整理したらいい?
ちなみに、わが家に図鑑は3冊ありました。
たった3冊だけど
やはり「捨てる」という意識はなく、数年本棚に鎮座していました。
やはり「高かったから」「役立つ本だからいつか読むかもしれない」という気持ちが働きます。
最近改めて息子たちに聞いてみたら
「見ないからいらない」と、かえってきました。
理由は、
「重たいからめんどくさい」(2年男子)
「情報詰めすぎで疲れる。ネットで調べるから、いい」(5年生男子)
これではっきりしました。我が家には必要ない。
結局とっておきたいのは使う本人じゃなくて、親だったりするんですね
一番わかりやすいのは使う人に確認することです
お客様のお宅でお子さんと本を整理したときの話です。
お母さまがどんどんどんどん与えてしまうので本で部屋の床が埋まっていました。
お母様は「全部読んでほしい」という願いがありましたがもう置く場所がないので仕方なく
娘さんに直接選んでもらいました。
その結果、左が「また読みたい」右が「もう読まない」。
ものの5分で仕分けが終わりました。
子どもは整理が早いのです。
直感と好き嫌いで素直な判断ができるからですね。
この選択させることが実はとっても大切なのです。
まずは本人と選び、判断を尊重し、
迷ったら、とっておきたい理由としっかり向きあってみてください
まとめ
一生懸命であればあるほど、あれも大事、これも必要と抱え込みがちになります。
忙しいからこそ、時間を作ってモノを整理することで
今の状況がラクになることもあるかもしれません。
自身の心に、
なんで捨てないの?
ではなく
なんで残しておきたいの? と聴いてみてくださいね
窮屈になってませんか
モノがあなたを苦しめていることがあります。
素直なキモチで整理してみましょう。
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