おもちゃがたくさんあるお宅を何十軒と見てきましたが、
ほとんどのお宅の課題としてはおもちゃの量に対して置く場所が全然足りないということでした。
お子さんが「片付けられない」と悩むお宅に限って、「戻す場所」が足りないのです。
おもちゃが後からどんどん増えちゃって溢れてしまった状態ですね。
戻す場所が明確であり、
戻しやすい環境であれば
きっと片付けられるようになります。
そして、幼少期である今は片付けを覚えるチャンスでもあります。
片付けというものは、知識を伝えていくよりも体感で教え自然に身につけさせ習慣化できるように、
小さな頃から片付けに触れさせることをおすすめします。
さて今回は、おもちゃ収納で人気の高い IKEAのトロファスト を使ったおもちゃの収納例をご紹介します。
メニュー
おもちゃ収納
幼少期のおもちゃ収納
おもちゃ全盛期。
とにかくおもちゃが散乱しいつも床に広がっている…
小さなお子さんがいるどのお宅でもあるお悩みかと思います。
まずおもちゃ収納の代表格、子ども部屋の収納家具といえばの IKEAトロファスト
IKEA TROFASTコンビネーション w93×D44×H53cm
上の写真もまさにトロファストを使っていますし、我が家もそうでした (下図)
こちらをおもちゃ用に使われているお宅はとても多いです。
ケースが引き出しやすく、安定感もあり、汎用性があるのでお勧めです。
こちらは次男が保育園児だった頃の画像です。
おもちゃは種類別にざっくり分類してまとめ、引出しにはラベリングをして、何が入っているのかわかるようにしてあります。
このようにポイポイ放り込める収納方法が子どもには向いています。
ケースの上部に空間があるのでケースを引き出さずとも上から出し入れできることもポイントです。
その他プラールや大きなおもちゃは、30㎝四方のざっくりボックスへ収納しています。
出しやすく、戻しやすいに徹底した収納を考えます。
小学生のおもちゃ収納
小学生になり、興味のあるおもちゃがぐっと減ったので、リビングで読みそうな本を置いてみました。
おもちゃより「充電」が大事な実態です(笑)
トロファストは、引出しの他に本棚としても使えます。
高さが53cmなので、棚の上にランドセルラックを置くのにもちょうどよく、引き出しを洋服収納にも使え、
頑丈なのでTV台にも使うことが出来るようで、使い道は多様です。
おもちゃ部屋の片付け事例をご紹介
ここから、実際に今井がご訪問整理収納サービスでお片付けした3つのパターンの子ども部屋をお見せしながら解説いたします。
事例1
before
after
いつも仕舞い切れず、掃除機をかけにくい状況イライラする景色でした。押入れを整理し、あまり遊んでいない玩具を押入れにしまうことにより、トロファストには余裕を持たせ、おもちゃが出し入れしやすくしました。
事例2
before
after
絵本が溢れていたので本棚を導入。秘密基地のようなプライベート空間をつくりました。娘さん大喜び!
家じゅうの様々なモノが詰め込まれていましたが、このお部屋には子ども関係のモノのみ置くことにしました(管理がしやすい!)
事例3
before
after
引っ越してきてからずっと荷物部屋となっていた二階の一室。断捨離を頑張って、念願の子ども部屋を作ることが出来ました。お子さん、ずっと叶えたかった「お友達を呼ぶ」を叶えることができました!
今はもう遊ばないおもちゃ、下の子が遊ぶようになるまで出番待ち、などの存在のモノは
一旦仕舞うなどして部屋に並べてる量を調整しましょう。
お子さんが判断できない2.3歳の場合は親が全然触っていないおもちゃを抜いてもいいですし、
4歳以上のお子さんでしたらご本人に選別してもらってもいいです。
自分の意志でおもちゃを「遊んでいる」「今は遊ばない」と選択することが、
これからの人生の決断力を育むトレーニングにもなります。
出し入れしやすい収納の仕組みはもちろん、お子さんがお気に入りと思ってくれる空間を作ることで自分のスペースを大切に、管理する能力も備わってきます。
おもちゃ全盛期時代は、入りきらない棚をなんとなく適当に置くのではなく、
棚をいっぱい並べて思いっきりおもちゃを楽しめるスペースに!と振り切るのこともおすすめです。
関連記事はこちら
Bình luận